大学院を1年間休学し、フリーランスとして自分で働く道を選んだ私。
その1年目は、まさに“ジェットコースター”のような毎日でした。
収入も不安定、仕事も手探り、生活のリズムだって安定しない。
でも、少しずつ積み重ねてきたからこそ見えた景色もあります。
この記事では、そんなフリーランス1年目のリアルを赤裸々に綴ります。
月収0円も、60万円も。収入の波に揺れた1年目
フリーランス1年目の収入は、まさに「波」。
月収がゼロのときもあれば、60万円を超えたときもありました。
最初の収入は、大学の担当教授から紹介された民間団体のホームページ制作。
当時は技術にも自信がなく、仕事の進め方もわからないことだらけでしたが、それでも「任せてみよう」と声をかけてもらえたことが大きなスタートになりました。
思い返せば、「これが収入につながった」と思えるのは、“出会いの場”に自分から出ていったこと。
本当に全国各地、いろんなところに行きました。基本的に車移動をしていたのですが、メーターを確認すると、年間で約2万km(地球半周分の距離)走行していました・・・
たとえ興味がないテーマでも誘われたら顔を出し、「今、自分はこんなことを考えていて、こんなことをしている」と正直に話す。
そんな小さな積み重ねが、信頼につながっていたのだと思います。
また、自分の学びや経験になることには、無理してでもお金をかけました。
“投資”と“回収”のバランスはすぐには取れないけれど、それがのちの自分を支えてくれる実感があります。
具体的にいうと、私はWebサイトが作れるようになるため、オンラインスクールに通っていました。そのスクールにかかった費用が約10万円。Webサイト制作だけでの売り上げは最初の1年間で約100万円ほどなので、この学びや経験に払った投資はとっくに回収できていることになります。
営業しなくても、仕事は「人から」やってきた
最初の1年間は、営業メールやSNSでの売り込みを一切していません。
それでも仕事のほとんどは、人とのつながりから生まれました。
最初は大学や団体関係の方から、直接声をかけていただいたものばかり。
今も変わらず、「集まりに顔を出すこと」を大事にしています。
場所や内容にこだわらず、とりあえず行ってみる。
それだけで、「今の自分」と「誰か」がつながるきっかけになるんです。
仕事を受けるときに大切にしているのは、“同じ方向を向けるかどうか”。
クライアントの「実現したい未来」に対して、対等なパートナーとしてどう寄り添えるかどうかを、常に意識しています。
自由だけど、責任も全部自分。生活の変化と思うこと
生活リズムについては、実はフリーランスになる前とあまり変わっていません。
私は学生時代から、予定に合わせて動くタイプ。今もその延長線です。
ただ、大変だったのは「締切前の徹夜」。
自分の見積もりの甘さや、予想外の修正に追われ、睡眠を削ることもあります。
逆に「よかった」と思うのは、休みが自由に決められること。
急に予定が入っても、体調に合わせて休んでも、誰にも迷惑がかからない。
この“自由”は、フリーランスならではの特権です。
もうひとつ、会社員では難しかっただろうなと思うのは、関わりたい人たちとお仕事できること。
私自身、思い入れがあり「この人のためになりたい!」と思える方々とお仕事できるのは嬉しいですね。
自分が大切にしたい場所や人に、時間を使える今の働き方が、私は好きです。
1年やって見えた、私なりのフリーランスのヒント
フリーランス1年目は、決して順風満帆ではありませんでした。
でも「誰かの役に立てる喜び」と「自由に働ける心地よさ」が、日々の不安や課題を乗り越えさせてくれました。
これからフリーランスを目指す人には、こんなことを伝えたいです。
- “人に会う”ことで、仕事のチャンスは生まれる
- 学びや経験への投資は渋るな
- 自由な分、責任もすべて自分
私はこの働き方を選んで、本当によかったと思っています。
そして、これからも「私だから頼みたい」と言われるように、じっくり自分の道を歩いていきます。

