「誰かに話を聞いてほしい」そう思った、大学院1年の夏
大学院1年の夏、私は心身ともに限界を感じていました。
気づけば何をするにも気力が湧かず、何日も泣きながらベッドに伏せる日々。
「このままでは、本当に鬱病になってしまうかもしれない」
そう強く思ったとき、ふと頭に浮かんだのが「メンターやロールモデルの存在」でした。
メンターとは
『メンティーがどのようなことでも相談できる人、信頼している人』
※ メンターに支援してもらう立場の人を、メンティー(プロテジェ)と呼びます。
日本メンター協会公式HPより引用
でも、身近にそんな人がいるわけでもなく、何から始めていいかもわからない。
それでも「動けなくなる前に、今できることをやらなきゃ」と思い、私はある行動に出ました。
どんな人に出会いたかったのか?
当時の私が求めていたのは、「絶対に私を否定しない人」。
自分の話を最後までちゃんと聞いてくれて、取り留めのない内容であっても「こういうことだよね」と整理してくれる人。
その上で、自分の考えを押しつけずに、そっと背中を押してくれるような存在です。
簡単に言えば、「心の安全基地」になってくれるような人に出会いたかったのです。
メンターに出会うために私が実際にやった3つのこと
1. 思い立ったら、即行動すること
「鬱になると、ベッドから起き上がれなくなる」──
そんな話をどこかで聞いていた私は、「動ける今のうちに動こう」と決意。
インターンでお世話になっていた会社の社員さんに、すぐに連絡を取りました。
「とにかく、話を聞いてください」と一言メッセージを送り、翌日には会いに行きました。
ポイントは、完璧な言葉で頼ろうとしないこと。
「話を聞いてほしい」だけでも、十分に助けを求める一歩になります。
2. 信頼できる人に「助けて」と伝えること
「弱さを見せるのは、迷惑になるかも」
そんな不安がよぎることもあると思います。
でも、私は思いました。信頼している人だからこそ、素直に頼っていい。
実際に会って話をする中で、ただ聞いてもらえるだけで心がほぐれていく感覚がありました。
3. 否定しない人との関係を大切にすること
私が出会えた「メンター」のような人たちには共通点がありました。
- 否定せず、話を最後までちゃんと聞いてくれる
- 感情を汲み取りながら、こちらの話を要約して整理してくれる
- 必要があれば意見や提案もくれるが、押しつけない
そんな人たちとの関係を、私は今も大切にしています。
メンターとは「人生を導いてくれる先生」だけではなく、一緒に考え、伴走してくれる存在なのだと実感しました。

メンターやロールモデルとの出会いで起きた、私自身の変化
最も大きな変化は、「感情に振り回されることが減ったこと」です。
話を聞いてもらい、自分の状態や思考を整理するうちに、客観的に自分を見る力がついてきました。
悩みがゼロになるわけではありません。
でも、「これは乗り越えられるかもしれない」と思えるようになったことで、行動や選択が変わり始めたのです。
メンターに出会いたいけど、見つからないあなたへ
もしかすると、「私の周りにはそんな人いない」と思っているかもしれません。
でも、メンターやロールモデルは、必ずしも遠くにいるとは限りません。
実際、私はインターン先の社員さんから始まり、普段の会話の中で「この人、信頼できる」と思える方たちと出会ってきました。
どうしても見つからない場合は、メンターマッチングサービスなどを利用するのもおすすめです。

また、メンターとは少し違いますが、目標達成を支援し具体的な課題解決や行動計画を考えてくれる”コーチング”というサービスもあります。

個人で対話屋として活動されている方もいらっしゃいます。
私のおすすめはこの方です!

Spotifyで双子ヘルツというPodcastを投稿されています。
めちゃめちゃ面白いのでぜひ聞いてみてくださいね!
リンクも貼っておきます。
メンターとは、「正解を教えてくれる人」ではなく、あなた自身が考え、進んでいくプロセスを支えてくれる人です。
あなたが、自分の心を安心して預けられる人に出会えますように。
