「大学院まで行ったのに、就職しないの?」
そんな声をかけられることがあります。
でも、わたしは「就職しない」という選択をしました。
この選択を伝えると驚かれることもあるけれど、わたしにとってはごく自然な流れでした。
この記事では、大学院卒のわたしがなぜ就職せず、フリーランスの道を選んだのか、その理由と背景をお話しします。
就職が怖かった。だから、大学院に進んだ
大学4年生のとき、「このまま就職して、本当にやっていけるのかな?」という不安が頭から離れませんでした。
学部卒の自分には、十分な知識もスキルも経験もない。
この状態で社会に出て働くなんて考えられなかったんです。
そこで、「もう少し自信がつくまで時間がほしい」と思い、大学院進学を決めました。
だけど、大学院に進んでも、1年後にはまた就職活動の波が押し寄せてくる。
自信をつけたくて選んだ道だったのに、再び「就活」という同じ壁に直面することになりました。
「就職が正解」と思えなかった
大学に入ったときは、当然のように「いずれは就職する」と思っていました。
でも、大学4年の頃から、就職以外の道にも目が向き始めたんです。
「本当にこの働き方が自分に合っているの?」
「就職して、毎日同じ場所に通い続ける人生を、わたしは望んでいるのかな?」
そんな問いが頭の中をぐるぐる回っていました。
大学院での学びや経験を重ねていくうちに、むしろ就職以外の道がより鮮明に見えてきた。
「会社員」というレール以外にも選択肢があることを知ったからです。
「就職しない」と決めたのは、休学して働いた1年間
就職するか、しないか。
正直、大学院に入ってからもずっと迷っていました。
でも、「やってみないと、自分に合っているかなんて分からない」と思い、大学院2年に進級するタイミングで、1年間の休学を決意しました。
その1年間、フリーランスとして働いてみることにしたんです。
業務委託で仕事を受けながら、自分でスケジュールを組み、報酬を得る。
決して楽な道ではなかったけれど、働き方の自由さ、関わる人との距離感、自分の裁量で動ける心地よさに、「この方が自分らしい」と感じました。
この1年の経験が、「就職しない」という決断を後押ししてくれました。
不安がゼロだったわけじゃない
もちろん、不安がなかったわけではありません。
- 収入が安定しない
- 社会保険料なども自分で管理しなければならない
- 将来的な見通しが立てづらい
こうした不安は、今も完全には消えていません。
でも、それでも「自分で選んだ」という実感があることで、毎日に納得感があります。
誰かに与えられたレールではなく、自分の足で選んだ道を進んでいる、という実感。
それが、わたしにとっては何よりも大きいのです。
「大学院卒で就職しない」という選択の意味
大学院卒の初任給は、平均で約28万円(2025年時点)だそうです。
もし就職していたら、毎月の安定した給料と保障が得られたかもしれません。
でも、今の働き方では、やりたい仕事を自分で選ぶことができます。
クライアントと直接関わることもできるし、自分の時間も大切にできる。
お金だけじゃなく、「どう生きたいか」を基準にして働ける。
そんな自由さに、わたしは大きな魅力を感じています。
あなたの「大切にしたいもの」は何ですか?
就職することも、フリーランスになることも、それぞれにメリット・デメリットがあります。
でも、誰かの正解に合わせる必要はないと思うんです。
あなたが「これが自分の生き方だ」と思える選択をすることが、いちばん大切だと感じます。
あなたの大切にしたいものは、何ですか?
あなたの幸せは、どんな働き方の中にありますか?
その答えを探すヒントになればうれしいです。

