はじめに
「自分に合った働き方を見つけたい」——そう思ってフリーランスという選択をしたものの、最初からスムーズにいったわけではありません。
むしろ「自分は何者なのか」「どこに向かっているのか」が分からず、不安と迷いの中で手探りの日々を過ごしていました。
今回は、そんな“迷いの中にいた”フリーランス1年目の記録を、振り返りながら綴ってみたいと思います。
今、同じように立ち止まっている誰かの心が少しでも軽くなりますように。
フリーランス1年目のスタートは“勢い”だった
フリーランスになったのは正直勢いでした。
大学院1年生が終わり、2年生になる年に1年間休学をしたのですが、その年に思い切って開業届を提出しました。
周囲は、
「休学があけ、大学院を卒業すれば、就職するのだろう」
と考えていたようですが、私はそのまま個人事業主(フリーランス)としてやっていくことにしました。
フリーランスになることを決めた理由はこちらの記事で話しています↓
「あなたは何をしている人なの?」に答えられなかった
最初の1年は、本当に手探りでした。
私は興味の幅が広く、「おもしろそう!」と思ったことにはどんどんチャレンジしていたので、Web制作から什器設計、ディレクション業務まで、本当にいろいろなことをやっていました。
でもある日、ふと聞かれたんです。
「あなたは何をしている人なの?」
そのとき、言葉が出てきませんでした。
何でもやっているけど、「これが私です」と言えるものがない——そんなもどかしさがありました。
不安の中で、立ち止まって問い直した「自分のやりたいこと」
「私は何がしたいんだっけ?」
迷った時に、私が頼りにしたのは自分自身の内面でした。
人とのつながりももちろん大切。けれど、自分の声を無視して進み続けていたら、もっと迷子になっていたと思います。

それでも、やってきたことは「ブレていなかった」
振り返ってみると、たしかにいろんなことに挑戦してきました。
でも、不思議なことに、やりたいことからズレていたものは一つもなかったんです。
表面的にはバラバラに見える仕事たちも、よく見たら全部「誰かの役に立ちたい」「必要とされたい」という自分の想いや「デザインをする」ということに繋がっていました。
つまり、どこに向かっているか分からないと思っていたけれど、ちゃんと“自分なりの地図”の上を歩いていたんです。
回り道には意味がある
この経験を通じて伝えたいのは、迷ってもいいし、遠回りしても大丈夫ということ。
「今の自分、何してるんだろう?」と思う日もあるかもしれません。
でも、そんな日々の中でこそ、少しずつ、自分の軸が見えてくると思うのです。
おわりに
1年目を終えた今、ようやく少しずつ、自分が「向かっていきたい方向」が見えてきた気がします。
それでもこれからまた迷うことはあるでしょう。
でも、私はもう「迷うことを恐れなくていい」と知っています。


