「ちゃんとしなきゃ」の正体は、いつも自分の中にあった
「お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい」「お手本にならなきゃダメでしょ」
小さい頃から何度もかけられたその言葉が、私の中に深く根を張っていました。
共働きの両親、妹につきっきりの祖父母。
「迷惑をかけてはいけない」「わがままを言ってはいけない」——
そうやって、いつの間にか「大人にとって“いい子”でいること」が私の基準になっていました。
でもその基準は、自分で自分を苦しめる“思い込み”だったのです。
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考え方がガラッと変わった、ある一言
転機は、インターン先の社長にかけられたある一言。
「それって、自意識過剰だよね。」
最初はギクリとしたけれど、すぐに意味がわかりました。
「迷惑をかけてはいけない」と思っていたけれど、実際に誰かから「迷惑だ」と言われたことなんてなかった。
むしろ、勝手に「私は迷惑をかける存在だ」と思い込んで、勝手に自分を責めていただけだったのです。
それに気づいたとき、目の前の霧が晴れたような感覚がありました。

「ちゃんとしなきゃ」から卒業するために、私が実践した3つのこと
では、そこからどうやって自分を変えていったのか。
私は次の3つを、意識的に続けました。
① 人それぞれ、価値観が違うと理解すること
自分と違う意見や考え方に触れたとき、「相手が正しくて、自分が間違っている」と思ってしまいがちでした。
でも、どちらが正解かという話ではなく、価値観が違うだけ。
そう考えるだけで、心がラクになっていきました。
② 意見が違っても、自分を責めない
違いがあることと、劣っていることは全く別。
「私が悪いわけではない」「私の考えもOK」「相手も私を責めているわけではない」と思えるようになるまでには時間がかかりましたが、少しずつ自分のことを許せるようになりました。
③ 自分を否定する人とは距離を置く
これは勇気が必要でしたが、とても大切なことでした。
価値観を押し付けてくる人や、無意識にこちらを否定してくる人とは、少しずつ距離を取りました。
その分、自分を大切にできる人との関係が深まっていきました。
今、少しだけ軽くなった心で思うこと
今でも完璧にはなれていません。
でも、自分を責めすぎることは確実に減りました。
「ちゃんとしていなくてもいい」と思えるようになってから、生きるのが少しずつラクになったのを感じています。
同じように悩むあなたへ
「ちゃんとしなきゃ」と思っていた自分が、実は苦しくなることばかり選んでいたと気づけたのは、遠回りしたからこそでした。
あなたの「ちゃんと」は、誰かの期待や自身の思い込みが作り上げたものかもしれません。
もしその「ちゃんと」のハードルが高すぎて苦しいなら、一度手放してみてもいいと思います。
「ちゃんとしていない私」も、きっと誰かの役に立っている。
そう信じて、今日も私は進んでいます。


